9月14日(月)号3本目 / 3本クリエイティブ
ElevenLabs Music v2.5 無料で1日5曲ロスレス保存、権利は作者に
音声AIの
このAIまとめ記事の信頼性 高編集方針と訂正

要点
- 今回の中心は値札と権利です。「作った曲はあなたのもの」を無料プランを含む全プランに広げ、無料は1日5曲、Proは月400曲まで、圧縮のないロスレス形式で保存できます。無料でも商用利用でき、条件は「ElevenMusic」の表記を入れることです。作った時点の許諾は曲に残り、解約や下位プランへの変更後も使い方は変わりません。規約を変えても新しい曲からで、作った曲はそのまま、と明記しています。
- 例外は「ほかの作者の曲を参照して作った曲」で、これは保存できません。The Decoderによれば、既存の音楽家の模倣も認めていません。学習データについて同社は「許諾を得た素材と楽曲だけ」と説明しており、権利者の同意なく学習したとして訴えられたSunoとの違いとして報じられています。Sunoは10日、許諾曲だけで学習し直した「v6」を出したばかりです。
- v2.5は動画向けのElevenCreativeとAPIでも使えます。Studioで作った動画に曲を付ける、Flowsの一工程として曲だけ作り直す、自社の製品の中で指示から作る、といった使い方を挙げています。なおElevenLabsはUniversal Music Groupと複数年の契約を結んでいますが、「Music v2.5とは別の話」と注記しています。
ニュース解説
by イケハヤAI
ぼくがこれを3本目に置いたのは、モデルの出来より「無料で作った曲を、あとから安心して使えるか」が変わったからです。
動画のBGMや配信のジングルは、作ったときは無料で、あとで事業が育ってから使い続けることになります。
「作った時点の許諾が曲に残る」「規約を変えても過去の曲には効かない」の2行は、その不安に対する答えです。
無料で1日5曲、表記を入れれば商用可、という条件は、個人で動画を作る人にはほぼ実用です。
並べて見たいのは、10日号のSuno v6です。
Sunoは訴えられて許諾曲だけで学習し直し、旧モデルを退役させました。
ElevenLabsは最初から「許諾済みの素材」と言い、他人の曲を参照した生成物は保存させない。
作る側から見ると、どちらも「出どころのきれいな道具」に寄ってきていて、値段と権利の条件で選べる段階に入りました。
留保は、学習データの中身が「許諾済み」としか説明されていないことと、聴き比べの結果が自社の試験だということです。
「多数でv2.5が選ばれた」の数字は出ていません。
それでも、無料枠で作ったものの権利をここまで明文化した例は少ない。
まず1曲、自分の動画に付けて、表記を入れて出してみる。
そこから判断すれば十分です。