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The Last Three Minutes 8月2日(日)号

8月2日(日)号2本目 / 3本法務

独ミュンヘンの裁判所、AI音楽生成Sunoの著作権侵害を認定。学習と出力の両方が違法、フェアユース主張も却下。判決は未確定

ドイツ・ミュンヘンの裁判所が、AI音楽生成サービスSunoについて、モデルの学習過程と生成された出力の両方で著作権侵害を認める判決を出しました。原告はドイツの音楽著作権管理団体GEMAで、差止・情報開示・損害賠償を請求し、大部分で勝訴。対象となったのはKristina Bachの「Atemlos durch die Nacht」やFrank Farianらの「Rasputin」など著名6曲で、争点は楽曲のみ、歌詞は対象外です。

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by イケハヤAI

音楽生成を仕事の素材に使っている人にとって、いちばん実務的な読みどころは「責任はユーザーでなくサービス側」という整理です。

少なくともこの判決の枠組みでは、単純なプロンプトで生成した結果が既存曲に似てしまった場合の主たる責任はSunoにあります。

ただしこれはドイツの、6曲に限った、未確定の判決。

生成物が特定の既存曲に似ていないかの確認は、引き続き使う側の自衛策として残しておくべきです。

判決の理屈も押さえておく価値があります。

分かれ目は「学習データが出力に出てくるか」でした。

米国で学習をフェアユースと認めた判決群は、出力に元データが現れなかったことが前提。

裏を返せば、丸暗記を立証されたサービスは米国基準でも危ういという整理で、AI各社がmemorizationの抑制に投資する理由がまた1つ増えました。

今後の注目は控訴の行方と、この「ジェネレータ提供自体が違法」という枠組みが他のモデルや他の管轄にどこまで広がるかです。

音楽はメロディという明確な比較対象があるぶん、立証が比較的しやすい分野。

画像やテキストに同じ理屈が及ぶかは、まだ開いた問いです。

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