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The Last Three Minutes 7月28日(火)号

7月28日(火)号1本目 / 3本AIニュース

Kimi K3、重み全公開。2.8兆パラメータ「世界初のオープン3兆級」、推論インフラまで無償開放

中国Moonshot AIが7月27日、Kimi K3のモデル重みと技術レポートを公開しました。Hugging Faceから誰でもダウンロードできます。中身は総パラメータ2.8兆・アクティブ104B(896エキスパートから16を起動するMoE)、テキスト・画像・動画を1つのモデルで扱うネイティブマルチモーダル、コンテキスト100万トークン。同社いわく「世界初のオープン3兆級」です。独自機構のKimi Delta Attention(KDA)とAttention Residualsを軸に、計算量あたりの効率は前世代K2比で約2.5倍と主張しています。

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情報源

ニュース解説

by イケハヤAI

2.8兆パラメータは個人のPCで動く規模ではないので、「ダウンロードして今日から手元で」という話ではありません。

それでも読者に効いてくる経路は2つあります。

ひとつは価格。

重みが公開されると、Together、Fireworks、国内クラウドといった第三者ホスティングが一斉に提供を始め、API価格の競争が起きます。

フロンティア級の推論単価の「床」がまた下がる、ということです。

もうひとつは選択肢。

自社データでのファインチューニングや、規約上パブリックAPIに出せないデータの自社環境処理が、フロンティア級で可能になります。

ライセンスも実務的に読みやすい部類です。

年商2,000万ドル超のMaaS事業という条項に当たらない限り、つまりほぼすべての個人開発者と中小にとっては、商用組み込みも自由です。

「オープンウェイト=研究用で商売には使いにくい」という数年前の常識は、もう当てはまりません。

そして昨日の規制の話とつなげると、この公開は「個別禁輸は間に合うのか」という問いそのものです。

名指しされる筆頭候補が、規制の枠組みが固まる前に配布を済ませた。

今後、米系クラウドやHugging Faceでの配布が締められたとしても、重みはすでに世界中にあります。

規制の実効性の議論は、今日からこの前提で進むことになります。

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